全米オープン（米国・ニューヨーク／ハード）の男子シングルス決勝が９日（日本時間１０日）、第３シードのフアンマルティン・デルポトロ（アルゼンチン）と第６シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）の対戦で行われる。ジョコビッチは３年ぶり３度目、デルポトロは９年ぶり２度目の優勝が懸かる一戦。両者の直接対決は過去１８戦でジョコビッチから１４勝４敗と大きな差がついているが、「デルポトロは大一番に強い選手。グランドスラムの決勝では初対戦だし、できる限りの準備をしたい」と警戒。対するデルポトロは、２００９年の全米オープン決勝で前年王者のロジャー・フェデラー（スイス）を下した経験を持ち、「ジョコビッチが優位だろう」としながらも、「フェデラーに勝ったときのように、ここで再びサプライズを起こしたい」と意欲を示した。男子シングルス決勝の大一番は大会１４日目、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター（アーサー・アッシュ・スタジアム）で行われる。