ABNアムロ世界テニス・トーナメント
ATP500 Rotterdam,オランダ ハード(室内)
ゲームスコア
- 大会名
- ABNアムロ世界テニス・トーナメント
- ラウンド
- 2回戦
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (1)日本 |
6 | 6 | 2 | |
E.ガルビス ラトビア |
1 | 4 | 0 |
錦織がストレート勝ち!ベスト8進出!
戦評
ABNアムロ世界テニス・トーナメント(ATP500/オランダ・ロッテルダム/2月11日~2月17日/ハード)のシングルス2回戦は、第1シードで世界ランク7位の錦織圭(日清食品)と、世界ランク84位のエルネスツ・ガルビス(ラトビア)が対戦。錦織が6-1、6-4のストレートでガルビスを破り、準々決勝進出を決めた。
第1セットは錦織が圧倒。第3ゲームまでを全てラブゲームで奪い、反撃の余地を与えない。第4ゲームは2度のデュースにもつれ込む展開も、錦織が2度目のブレークでゲームカウント4-0とリード。以降は互いにサービスゲームをキープ。ガルビスの強打を錦織がテクニックで封じ、わずか24分でこのセットを奪う。
第2セットも錦織のペース。第1ゲームを3連続ポイントでブレークすると、剛柔一体のテニスでガルビスを揺さぶる。第6ゲームではガルビスが鮮やかなダウンザラインを2本連続で決めてブレークしたが、錦織も第9ゲームで4連続ポイントを奪い、ブレーク。続く第10ゲームでニューボールを手にした錦織は、より一層果敢なプレーを披露し、1時間14分の試合に決着をつけた。
錦織は準々決勝で、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。
ゲーム経過 |
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錦織 圭 |
E.ガルビス |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームはガルビスが速度を落としたスピンサービスを放つも、錦織は余裕を持ってレシーブ。緩急をつけたストロークでラリーの主導権を握り、幸先良くブレークする。第2ゲームは錦織がサービスでガルビスを攻め立ててキープ。第3ゲームは錦織がブレークポイントを握るも、ガルビスが自慢の高速サービスでキープする。
第4ゲームはガルビスが2ポイントを先取するも、錦織は慌てない。フラットストロークで流れを断ち、4ポイント連取でキープする。第5ゲームはガルビスのサービスが唸り、無難にキープ。第6ゲームはガルビスが2本連続でバックハンドのダウンザラインを決め、この試合初のブレーク成功。
3-3で迎えた第7ゲームはガルビスが軽快にストロークを重ねる。錦織のお株を奪うネットプレーも飛び出し、キープ。第8ゲームは錦織が4連続ポイントでキープ。第9ゲームはガルビスのダブルフォルトから錦織にブレークチャンス。バックハンドで押し込み、このセット2度目のブレークに成功する。
決着は第10ゲーム。ニューボールを手にした錦織が、サービスエースを含む3連続ポイントでキープ。ゲームカウント6-4で第2セットを奪い、準々決勝に駒を進めた。