全豪オープン
Grand Slam Melbourne,オーストラリア ハード（室外）
ゲームスコア
- 大会名
- 全豪オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
| 試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
|---|---|---|---|---|---|---|
D.メドベージェフ （4）
|
6 | 6 | 7 | 3 | ||
|
S.チチパス （5）ギリシャ |
4 | 2 | 5 | 0 |
メドベージェフが今大会初のファイナリストに！
戦評
全豪オープン（オーストラリア・メルボルン／２月８日～２１日／ハード）の男子シングルス準決勝。ファイナリストへの残り１枠を懸け、第４シードのダニル メドベージェフ（ロシア）と第５シードのステファノス チチパス（ギリシャ）が対戦。メドベージェフがセットカウント３－０（６－４、６－２、７－５）でチチパスを破り、今大会初の決勝進出を決めた。
３０度を超える暑さの中で始まった第１セットは、静かな立ち上がり。サービスキープが続くも、第５ゲームでチチパスのフォアハンドが乱れ、メドベージェフがブレーク。以降は互いのサービスが冴え、一進一退の攻防が続く。迎えた第１０ゲーム、メドベージェフがサービスで圧倒して連続ポイントを奪い、３９分の戦いを制した。
第２セットは第３ゲームでメドベージェフにチャンス。３度のデュースの末に、１０本以上続いたラリーを４度制してブレークに成功。続く第４ゲームをラブゲームでキープすると、第７ゲームで３本のウィナーを奪い、ラブゲームでブレーク。第８ゲームで２本のサービスエースを決めたメドベージェフが、決勝進出に王手をかける。
第３セットはメドベージェフが３本のウィナーを重ね、第１ゲームをブレーク。続く第２ゲームをラブゲームでキープしたメドベージェフだったが、第６ゲームに落とし穴。ダブルフォルトでリズムを崩し、チチパスがこの試合初めてブレークする。息を吹き返したチチパスだったが、第１１ゲームでピンチ。果敢に前へ出る姿勢を逆手に取られ、トリプルのブレークポイント。スマッシュを決めて１本はセーブするが、最後はメドベージェフのバックハンドが決まり、窮地に立たされる。迎えた第１２ゲームは、メドベージェフが４連続ポイントで圧倒。サービスエース１７本、ウィナー４６本をマークしたメドベージェフが、４大大会２度目の決勝へと駒を進めた。
| ゲーム経過 |
|---|
|
D.メドベージェフ |
|
S.チチパス |
- ：キープ ：ブレーク ：タイブレーク
第1セット総評
第１ゲームはチチパスがストロークのミスを誘い、キープ。第２ゲームはメドベージェフが２本のウィナーを奪い、キープ。第３ゲームはチチパスがフォアハンドで２本のウィナーを奪い、キープ。第４ゲームはメドベージェフがラブゲームでキープ。第５ゲームはチチパスのストロークが乱れ、メドベージェフがブレークする。第６ゲームはメドベージェフが２本のサービスエースを決め、ラブゲームでキープする。
メドベージェフの４－２で迎えた第７ゲームは、チチパスがサービスエースを決めてキープ。第８ゲームはメドベージェフがサービスで圧倒してキープ。第９ゲームはチチパスがデュースを制してキープする。しかし、メドベージェフがサービング・フォー・ザ・セットとなった第１０ゲームを２度のデュースの末にキープして、第１セットを先取した。