全仏オープン
Grand Slam Paris,フランス クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- 全仏オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
I.シフィオンテク (1)ポーランド |
6 | 7 9 | 2 | |
B.ハッダッド マイア (14)ブラジル |
2 | 6 7 | 0 |
シフィオンテクが2年連続の決勝進出!
戦評
全仏オープン(フランス・パリ/5月28日~6月11日/クレイ)の女子シングルス準決勝。第2試合は世界ランク1位のイガ シフィオンテク(ポーランド)と、同14位のベアトリス ハッダッド マイア(ブラジル)が対戦。シフィオンテクが6-2、7-6(9-7)のストレートでハッダッド マイアを破り、2年連続3度目の決勝進出を決めた。
第1セットの立ち上がりはブレークの応酬。ハッダッド マイアがラブゲームのブレークを見せると、シフィオンテクも即座にブレークバック。その後もシフィオンテクがファーストサービスからのポイントに苦戦するハッダッド マイアを攻める形で第6、第8ゲームをブレーク。シフィオンテクが6-2で第1セットを先取する。
第2セットもハッダッド マイアが先にブレークを奪うも、シフィオンテクが負けじとブレークバック。その後は一進一退の好ゲームが続くも互いにブレークとはならず。6-6となって決着はタイブレークへ。なかなかリードを奪えず追いかける展開となったシフィオンテクだが、我慢のテニスで食らいつく。終盤の7-7からフォアハンドウィナーで初めてリードを奪ったシフィオンテクは、続くマッチポイントでも渾身のフォアハンドウィナー。
白熱した大接戦を制したシフィオンテクが、全仏2年連続3度目、自身通算4度目となるグランドスラム決勝の舞台に進んだ。
ゲーム経過 |
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I.シフィオンテク |
B.ハッダッド マイア |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | Tie |
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  |   |   |   |   |   | |||||||
  |   |   |   |   |   |   |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームはシフィオンテクが4度のデュースを制してキープ。第2ゲームはハッダッド マイアが積極的な攻めでキープ。第3ゲームはハッダッド マイアが強烈なフォアハンドでポイントを重ねてブレーク。第4ゲームはハッダッド マイアが巧みなサービスを見せてキープ。第5ゲームはシフィオンテクが強烈なサービスでキープ。第6ゲームはシフィオンテクが30-15からの3連続ポイントでブレークバック。
3-3で迎えた第7ゲームはデュースとなり、最後は21本のラリーを制したシフィオンテクがキープ。第8ゲームは互いにエラーが増える中、ハッダッド マイアが2本のウィナーを奪ってキープ。第9ゲームはシフィオンテクが3本のブレークポイントをしのいでキープ。第10ゲームはハッダッド マイアが見事なボレーでペースをつかんでキープ。第11ゲームはシフィオンテクがサービスでポイントを連取してラブゲームキープ。第12ゲームはハッダッド マイアが3連続ポイントで気迫のキープ。
タイブレークはハッダッド マイアが3度リードを奪うも、その度にシフィオンテクが追いつく展開。7-7からのミニブレークで初めてリードを奪ったシフィオンテクが、最後はフォアハンドウィナーを決めて第2セットも獲得。2年連続の全仏決勝へ駒を進めた。