ウィンブルドン
Grand Slam London,イギリス 芝
ゲームスコア
- 大会名
- ウィンブルドン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
O.ジャバー (6)チュニジア |
6 5 | 6 | 6 | 2 |
A.サバレンカ (2)
|
7 7 | 4 | 3 | 1 |
ジャバーが2年連続のウィンブルドン決勝進出!
戦評
ウィンブルドン(グランドスラム/イギリス・ロンドン/7月3日~7月16日/芝)の女子シングルス準決勝。第2試合は、世界ランク6位のオンス ジャバー(チュニジア)と、同2位のアリーナ サバレンカが対戦。ジャバーが6-7(5-7)、6-4、6-3のフルセットの末にサバレンカを破り、2年連続の決勝進出を決めた。
第1セットは第2ゲームでジャバーがファーストサービスを決めきれない中、サバレンカが上手く攻めてブレークポイントを握る。しかしジャバーがここから修正し、逆転でキープ。続く第3ゲームではジャバーが食らいついてブレークチャンスを迎えるも、サバレンカが鋭いサービスでしのいだ。第5ゲームでもサバレンカのミスショットからジャバーに再びブレークチャンスが訪れるも、サバレンカが上回る。その後は互いにブレークポイントすら与えず、サービスキープが続いてタイブレークへ。2-2の場面でサバレンカがダブルフォルトを喫するが、ジャバーの4-3の場面でサバレンカが深いリターンでポイントを奪い、直後にはサービスエースを決めてタイに戻す。その後サバレンカの5-4の場面で、ジャバーにミスショットが飛び出してリードを奪ったサバレンカ。最後は強烈なサービスでリターンを許さず。サバレンカが第1セットを先取。
第2セットは第5ゲームで試合が動く。サバレンカがポイント先行すると、ジャバーにミスショットが飛び出してトリプルのブレークチャンス。最後はジャバーが痛恨のダブルフォルトで、サバレンカがこの試合両者を通じて初のブレークを奪う。しかし第8ゲームでは、2度目のデュースの場面でサバレンカがダブルフォルト。ジャバーにブレークチャンスが訪れると、最後はサバレンカのショットがネットにかかってブレークバックに成功。その後、流れはジャバーへ。第10ゲームでは30-15からサバレンカがこの場面でミスショットを連発し、ジャバーにセットポイント。最後はバックハンドウィナーを沈めたジャバーが第2セットを奪い返す。
ファイナルセットは互いにサービスキープが続く中迎えた第6ゲーム。ジャバーがリターンで相手を苦しめて0-30とポイント先行する。サバレンカは連続フォアハンドウィナーを含む3連続ポイントで一時は逆転するも、4度のデュースの末にサバレンカに連続ミスショットが飛び出し、ジャバーがこのチャンスをモノにして先にブレークを奪う。第8ゲームでは再びジャバーにブレークチャンスが訪れるも、サバレンカがサービスを武器にピンチをしのぐ。続く第9ゲームはジャバーのサービング・フォー・ザ・マッチ。ジャバーは相手に反撃の隙を与えず、最後はサービスエースを沈めて逆転勝利。再びウィンブルドン決勝の舞台へ駒を進めた。
ゲーム経過 |
---|
O.ジャバー |
A.サバレンカ |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
第1ゲームはジャバーがキープ。第2ゲームはサバレンカがサービスエースを決めてラブゲームキープ。第3ゲームはジャバーが相手を寄せ付けず、ラブゲームでキープ。第4ゲームは相手がリターンを合わせてくる中、これをかわしたサバレンカがキープ。第5ゲームはサバレンカが40-0から連続ウィナーで食らいつくも、ジャバーがサービスでしのいでキープ。第6ゲームはジャバーがリターンで相手を苦しめて0-30とポイント先行するも、サバレンカは連続フォアハンドウィナーを含む3連続ポイントを奪う。その後デュースにもつれ込むと、ジャバーにブレークチャンスが訪れる。4度のデュースの末、サバレンカがミスショットを連発。ジャバーがチャンスをモノにし、先にブレークを奪う。第7ゲームはジャバーがフォアハンドウィナー、バックハンドのダウンザラインを決め、難なくキープ。続く第8ゲームはジャバーがリターンエースを奪って15-30とポイント先行。その後30-30からジャバーの深いショットがインの判定となり、マッチポイントを迎える。しかしサバレンカはサービスエースでデュースに持ち込むと、サービスを武器にこのピンチをしのいでキープ。ジャバーのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームは、後がないサバレンカがミスを重ねる。ジャバーは40-0から2ポイントを奪われるも、これ以上相手に反撃の隙を与えず。最後はサービスエースを沈め、逆転勝利を決めた。