全米オープン
Grand Slam New York,アメリカ ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- 全米オープン
- ラウンド
- 4回戦
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
---|---|---|---|---|---|---|
錦織 圭 (21)日本 |
6 | 6 | 7 | 3 | ||
P.コールシュライバー ドイツ |
3 | 2 | 5 | 0 |
錦織が4回戦をストレート勝ち!ベスト8進出を決める!
戦評
テニスの全米オープン第8日は4日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(ルイ・アームストロング・スタジアム)で行われ、男子シングルス4回戦で第21シードの日本の錦織圭(日清食品)が、世界ランキング34位のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦。
今大会初のデーゲームとなった錦織は、30度を超える酷暑の中、6-3、6-2、7-5のストレートで勝利し、見事準々決勝進出を決めた。第1セットは第4ゲームで3-1とリードすると、第9ゲームをキープして先取。第2セットは錦織のフォアハンドが冴え、安定のテニスで2度のブレークに成功。ゲームカウント6-2で連取する。
第3セットは互いのキープで迎えた第7ゲームにブレークに成功。第10ゲームで錦織はサービング・フォー・ザ・マッチを迎えたが、コールシュライバーの脅威の粘りに逆にブレークを許してしまう。ここで流れが傾きかけたかに思われたが、第11ゲームの錦織はリターンが冴え、再度ブレークに成功する。第12ゲームで迎えた2度目のサービング・フォー・ザ・マッチを見事キープしストレート勝ち。
試合後の錦織は「3セットで勝てた事は運が良かった。お互い暑さで参っていたけどその中で僕達は良いプレーをできたと思う。」と振り返り喜びを表した。6日の準々決勝ではチリッチ対ゴフィンの勝者と対戦する。
ゲーム経過 |
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錦織 圭 |
P.コールシュライバー |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第3セット総評
第3セットも錦織のレシーブからスタート。互いにキープで迎えた第3ゲームは錦織がダブルのブレークポイントを掴むが惜しくもブレークならず。錦織サーブの第6ゲームはデュースが続いたものの錦織が粘りのテニスでこのゲームもキープする。迎えた第7ゲーム、錦織は持ち味の正確なショットも決まり、コールシュライバーの2度のダブルフォルトにも助けられブレークに成功する。錦織のサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた第10ゲーム。錦織はコールシュライバーが得意とするバックハンドと力強いショットに圧され、このゲームでブレークを許してしまう。しかし、第11ゲームでは錦織のリターンが冴え渡り、再びブレークに成功。2度目のサービング・フォー・ザ・マッチとなる第11ゲームへ。錦織は気迫のこもったプレーで見事にキープ。第3セットを7−5で奪いストレート勝ちを決めた。