全豪オープン
Grand Slam Melbourne,オーストラリア ハード（室外）
ゲームスコア
- 大会名
- 全豪オープン
- ラウンド
- 準決勝
- 試合開始日時
| 試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
|---|---|---|---|---|---|---|
N.ジョコビッチ （1）セルビア |
6 | 6 | 6 | 3 | ||
|
L.プイユ （28）フランス |
0 | 2 | 2 | 0 |
ジョコビッチがストレート勝ちで決勝進出！
戦評
全豪オープン （オーストラリア・メルボルン／１月１４日～１月２７日／ハード） 男子シングルスの準決勝は、第１シードで世界ランク１位のノバク・ジョコビッチ（セルビア）と第２８シードで世界ランク３１位のルーカス・プイユ（フランス）が対戦。ジョコビッチが６－０、６－２、６－２のストレートでプイユを下し、今大会３年ぶりとなる決勝進出を決めた。
第１セットはわずか２３分で決着がついた。ジョコビッチは第１ゲームからサービスエースを２本重ねて勢いに乗ると、プイユのサービスゲームを次々とブレーク。２００キロを超えるサービスを軽々と弾き返し、デュースでもリズムを乱さなかった。
第２セットの序盤は一進一退。プイユが粘りのテニスで食らいつき、パッシングショットも飛び出す。しかし第４ゲームでプイユがミスを連発すると、すかさずジョコビッチがブレーク。第８ゲームでも２度のデュースの末にブレークして、このセットも奪取する。
第３セットもジョコビッチのプレーは揺るがない。ニューボールを手にした第３ゲームをラブゲームでキープすると、続く第４ゲームを３連続ポイントでブレーク。最終第８ゲームも正確なストロークでプイユを苦しめ、ブレーク。ストレート勝ちを決めた。４大大会初の決勝を目指したプイユだったが、ジョコビッチの完成度の高いストロークの前に屈した。
| ゲーム経過 |
|---|
|
N.ジョコビッチ |
|
L.プイユ |
- ：キープ ：ブレーク ：タイブレーク
第3セット総評
第１ゲームはジョコビッチが長いラリーに落ち着いて対処し、キープ。第２ゲームはプイユが見事なバックハンドウィナーを決めてキープ。第３ゲームはニューボールを手にしたジョコビッチがラブゲームでキープ。第４ゲームはプイユが果敢にサービスアンドボレーを仕掛けるも、ジョコビッチが巧みなフォアハンドスライスを繰り出してブレーク。第５ゲームはジョコビッチが再びラブゲームでキープ。第６ゲームは逆にプイユがラブゲームでキープした。
ジョコビッチの４－２で迎えた第７ゲームは、ジョコビッチがこのセット３度目のラブゲームキープ。そして、第８ゲームはジョコビッチがブレークして試合終了。通算７度目となる全豪オープン決勝進出を決めた。