シティ・オープン
ATP500 Washington, D.C.,アメリカ ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- シティ・オープン
- ラウンド
- 1回戦
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
錦織 圭 日本 |
6 | 6 | 2 | |
S.クエリー アメリカ |
4 | 3 | 0 |
錦織がストレート勝ち!2回戦へ!
戦評
シティ・オープン(ATP500/アメリカ・ワシントンD.C./8月2日~8日/ハード)の男子シングルス1回戦で、世界ランク69位の錦織圭は、同70位のサム クエリー(アメリカ)と対戦。錦織が6ー4、6ー3のセットカウント2ー0でクエリーを破り、2回戦進出を決めた。
第1セットは一進一退の攻防。高速サービスとフォアハンドで押すクエリーに対し、錦織は粘り強くラリーに持ち込むが、攻略できない。しかし第6ゲームをラブゲームでキープした錦織にチャンス。第7ゲームでフォア側を攻めてミスを誘うと、鮮やかなリターンエースでブレークポイント。しかし、クエリーが強打でセーブする。それでも錦織は、第9ゲームでサーブアンドボレーを狙ったクエリーをリターンエースでかわし、ラリーではフォア側を攻撃。ミスを誘ってブレークすると、続く第10ゲームをキープして、このセットを先取する。
第2セットも互いにサービスが好調。クエリーが第1、第5ゲームをラブゲームでキープすれば、錦織も第4ゲームをラブゲームでキープする。最大のポイントは、死闘となった第6ゲーム。ダウンザラインやリターンエースで5度のブレークポイントを握ったクエリーだが、錦織がことごとくセーブ。迎えた7度目のデュース、この局面でドロップショットを決めた錦織がキープすると、続く第7ゲームをブレーク。さらに第9ゲームでマッチポイントを握った錦織は、ジャックナイフでリターンエースを披露。ストレート勝ちを収め、幸先の良いスタートを切った。
ゲーム経過 |
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錦織 圭 |
S.クエリー |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームはクエリーがラブゲームでキープ。第2ゲームは錦織が2度のダブルフォルトを喫するも、2度のデュースの末にキープ。第3ゲームは錦織が軽快なラリーで会場を沸かせるも、クエリーがキープ。第4ゲームはサービスエースを決めた錦織がラブゲームでキープ。第5ゲームは、クエリーが再びラブゲームでキープ。第6ゲームはクエリーのブレークポイントを5度セーブした錦織が、驚異の粘りでキープする。
3ー3で迎えた第7ゲームは、サービスに対応した錦織がフォア側を攻めてブレーク。第8ゲームは、バックハンドボレーを2本決めた錦織がキープ。第9ゲームは、30ー30からダブルフォルトでマッチポイントを得た錦織が、リターンエースを決めて勝負あり。1時間25分の戦いを制して、2回戦に駒を進めた。