マイアミ・オープン
ATP Masters 1000 Miami,アメリカ ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- マイアミ・オープン
- ラウンド
- 1回戦
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
S.オフナー オーストリア |
6 | 6 | 2 | |
錦織 圭 日本 |
3 | 4 | 0 |
錦織はストレートで敗れ、1回戦で敗退
戦評
マイアミ・オープン(ATP Masters 1000/アメリカ・マイアミ/3月19日~3月31日/ハード)の男子シングルス1回戦。世界ランク351位の錦織 圭は、同40位のセバスティアン オフナー(オーストリア)と対戦。錦織は3-6、4-6のストレートでオフナーに敗れ、復帰戦勝利とはならなかった。
第1セットは第1ゲームから錦織がブレークポイントを握るも、オフナーの鋭いサービスの前にチャンスをモノにすることは出来ず。直後の第2ゲームでは錦織のサービスをオフナーが徐々に対応してデュースへ。オフナーがリターンエースを奪ってブレークチャンスを迎えると、最後は錦織のショットがロングとなり、相手に先にブレークを許した。その後、第3ゲームでも錦織はロングラリーを制してダブルのブレークポイントを握るが、オフナーがセーブ。チャンスはあったものの決め手を欠いた錦織。セット終盤はオフナーが錦織に反撃の隙を与えず、第1セットはオフナーが先取。
第2セットは互いに粘り強く相手をかわし、サービスキープが続く展開。試合が動いたのは第7ゲーム。打ち合いの中、オフナーが15-30とポイント先行。錦織は相手のリターンに食らいつくが、ミスショットとなってオフナーにブレークポイント。最後はここでも錦織のショットがネットにかかり、セット終盤で痛いブレークを許してしまう。その後はオフナーのペースで試合が進み、迎えた第10ゲーム。相手のセカンドサービスを攻めに行った錦織だが、ポイントを奪うことは出来ず。オフナーがサービスエース、バックハンドウィナーを奪い、試合に終止符を打った。
錦織は8ヶ月ぶりのツアー復帰戦で勝利とはならなかったが、しっかりとコートで躍動。今後に向けて大きな一歩を踏み出した。
ゲーム経過 |
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S.オフナー |
錦織 圭 |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームは錦織が2本のウィナーを奪ってキープ。第2ゲームは錦織が攻めの姿勢で積極的なショットを見せるが、決めきれずにオフナーがポイントを重ねてキープ。第3ゲームはオフナーのミスショットも重なり、錦織がラブゲームでキープ。第4ゲームはオフナーがフォアハンドウィナー、サービスエースを決めてラブゲームキープ。第5ゲームは錦織が相手を左右に揺さぶり連続ポイントを奪うも、オフナーも対応していきデュースへ。錦織は相手に2度ブレークポイントを握られるが、バックハンドのダウンザラインを起点に相手の粘りをかわし、最後はワイドサービスからショートポイントでしのいでキープ。
錦織の3−2で迎えた第6ゲームは、錦織がリターンエースから連続ポイントで30−30とするが、オフナーが鋭いサービスを武器に錦織にチャンスを与えない。第7ゲームは互いに打ち合うも、オフナーが15−30とポイント先行。錦織はしっかりとサービスをリターンして相手のショットに食らいつくが、ロングとなってオフナーにブレークポイント。最後も錦織のショットはネットにかかり、セット終盤で錦織はブレークを許してしまう。直後の第8ゲームはオフナーがサービスエースを決めてラブゲームでキープ。第9ゲームは錦織が相手のミスを誘ってポイントを重ね、キープ。オフナーのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームは、錦織が相手のセカンドサービスで攻めに行くが、ポイントを奪うことが出来ず。オフナーがサービスエース、バックハンドウィナーを奪って試合に終止符。錦織はストレートで敗れ、1回戦敗退となった。