全仏オープン
Grand Slam Paris,フランス クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- 全仏オープン
- ラウンド
- 1回戦
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | SET |
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錦織 圭 日本 |
6 | 6 4 | 6 | 4 | 6 | 3 |
A.ジャネッシ イタリア |
4 | 7 7 | 3 | 6 | 4 | 2 |
錦織が激闘を制して、2回戦進出!
戦評
全仏オープン(グランドスラム/フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレイ)の男子シングルス1回戦。世界ランク49位の錦織圭は、同159位のアレサンドロ ジャネッシ(イタリア)と対戦。錦織が6-4、6-7(4-7)、6-3、4-6、6-4のセットカウント3-2でジャネッシを下し、今大会7年連続の初戦突破を果たした。
新緑が鮮やかなパリ、晴天に恵まれて始まった第1セットは互角の内容。ストロークを散らす錦織に対し、サウスポーのジャネッシは強打を繰り出す。試合が動いたのは第6ゲーム。ジャネッシのフォア側を攻めた錦織が逆転でブレークする。しかし直後の第7ゲームでバックハンドのミスを重ねた錦織が、ジャネッシにブレークバックを許す。それでも第10ゲームを3連続ポイントでブレークした錦織が、このセットを先取した。
第2セットは激しい攻防の連続。第3ゲームでジャネッシがブレークすると、第4、第5、第6と互いにブレークを重ねる。さらに第9ゲームは、24本のラリーを制したジャネッシがブレーク。しかし第10ゲームは錦織がブレークバックして譲らない。タイブレークにもつれ込んだ勝負の行方は、4ポイントを先行したジャネッシに軍配が上がる。
第3セットは、第1ゲームをブレークした錦織が主導権を握る。第2、第4、第6とラブゲームでのキープを重ね、さらに第9ゲームをブレークした錦織が、セットカウント2-1とする。
第4セットは、ジャネッシの凄まじい粘り強さが光る。第1ゲームを3度のデュースの末にブレークすると、第2、第4はいずれも0-40からの逆転でキープ。第6ゲームこそ錦織がブレークバックするも、第7ゲームを再びブレークしたジャネッシ。脚力と強打で錦織を上回り、最終セットへ望みをつなぐ。
運命の最終セットは一進一退。しかし、第5ゲームで錦織がフォアハンドのミスを連発。ジャネッシにブレークを許し、第7ゲーム終了後にメディカルタイムアウトを要求。左脚に治療を施すと、第8ゲームをブレークバックする。迎えた第10ゲーム、錦織が3度目のマッチポイントを生かして、4時間3分の戦いにピリオドを打った。
ゲーム経過 |
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錦織 圭 |
A.ジャネッシ |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | Tie |
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- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームは錦織が0-30から落ち着いてキープ。第2ゲームはジャネッシが0-30から積極的なネットプレーを仕掛けてキープ。第3ゲームはジャネッシがラブゲームでブレークする。第4ゲームはフォアハンドウィナーで流れを変えた錦織がブレークバックする。第5ゲームはサービスの精度を欠いた錦織が、再びブレークを許す。第6ゲームは錦織がラブゲームでブレークバックする。
3-3で迎えた第7ゲームは、ドロップショットを次々と決めた錦織がキープ。第8ゲームはジャネッシがサービスで揺さぶり、キープ。第9ゲームは錦織のフォアハンドが乱れ、ジャネッシがブレーク。第10ゲームはスマッシュで先手を取った錦織がブレークバック。第11ゲームは錦織がラブゲームでキープ。第12ゲームはジャネッシがキープして、タイブレークに突入する。
4ポイントを先行したのはジャネッシ。錦織も食らいついてポイントを重ねるが、最後は錦織の強打が外れ、ジャネッシがセットカウント1-1とする。
トーナメント表
大会1日目の試合
選手 | 試合状況 |
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注目選手
注目選手 | お気に入り |
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錦織 圭 日本 |
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西岡 良仁 日本 |
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ダニエル 太郎 日本 |