パリ・マスターズ
ATP Masters 1000 Paris,フランス ハード(室内)
ゲームスコア
- 大会名
- パリ・マスターズ
- ラウンド
- 2回戦
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
A.マナリノ フランス |
5 | 4 | 0 | |
錦織 圭 (10)日本 |
7 | 6 | 2 |
錦織がストレート勝ちで3回戦進出!
戦評
パリ・マスターズ(ATPマスターズ1000/フランス・パリ/10月29日~11月4日/ハード)のシングルス2回戦で、第10シードで世界ランク11位の錦織圭(日本・日清食品)と、世界ランク46位のアドリアン・マナリノ(フランス)が対戦。セットカウント2-0(7-5、6-4)で錦織がストレート勝ちし、3回戦進出を決めた。
第1セットは一進一退の攻防が続き、錦織にとっては我慢が続く展開。時折見せるリターンエースや相手の逆をついたショットは輝きを放っていたが、ライン際を狙ったショットの正確性を欠き、今ひとつ流れをつかみきれない。両者ともにブレークのチャンスすら作れないまま迎えた第11ゲームで、マナリノに40-15とリードされた状況から巻き返し、ようやくこの試合初のブレークを奪った錦織が苦しみながらも第1セットを先取。
続く第2セットは、錦織が派手なショットはないものの堅実にポイントを重ねていき、自身のサービスとなった第4、第6ゲームを続けてラブゲームキープした勢いに乗って第7ゲームをブレーク。思い通りのショットがなかなか決まらない中でも、大崩れしなかった錦織がゲームカウント6-4で2セットを連取しストレート勝ちを決めた。試合時間は1時間26分。
錦織は3回戦で、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。
ゲーム経過 |
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A.マナリノ |
錦織 圭 |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第2セットは錦織が優位に試合を進めた。立ち上がりこそ両者のサービスキープが続き、第1セットと同様の展開になるかと思われたが、第3ゲームでマナリノがこの試合初のラブゲームキープを決めたあたりで試合が動き出す。続く第4ゲームで錦織が負けじとラブゲームキープを返すと、第6ゲームでも錦織がラブゲームキープ。これで流れを引き寄せた錦織が第7ゲームをブレークして1ブレークアップとすると、最後までマナリノに主導権を渡すことなくゲームカウント6-4でこのセットを制し、ストレート勝ちで3回戦に駒を進めた。