マドリード・オープン
ATP Masters 1000 Madrid,スペイン クレイ(赤)
ゲームスコア
- 大会名
- マドリード・オープン
- ラウンド
- 2回戦
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (6)日本 |
7 | 7 | 2 | |
H.デリエン ボリビア |
5 | 5 | 0 |
錦織が第2セットも7-5で獲得、3回戦進出を決めた
戦評
マドリード・オープン(ATPマスターズ1000/スペイン・マドリード/5月4日~5月12日/クレイ)のシングルス2回戦で、第6シードで世界ランク7位の錦織圭(日清食品)と、世界ランク109位のウゴ・デリエン(ボリビア)が対戦。錦織がセットカウント2-0(7-5、7-5)で勝利。ストレート勝ちで3回戦進出を決めた。
第1セットは錦織が立ち上がりからブレークを決めて流れをつかみ、第6ゲームまでで5-1と大きくリード。しかしデリエンがここから怒涛の反撃を見せて4ゲームを連取。5-5となって迎えた第11ゲームで錦織がブレークを決めて再度リードを奪う。続く第12ゲームをキープして7-5で第1セットを獲得したのは錦織。
第2セットは第8ゲームまでは互いにピンチを凌ぎながらキープを続ける。終盤の第9ゲームで錦織がこのセット初のブレークに成功。あとのないデリエンだったが、続く第10ゲームを気迫のプレーでブレークバック。再び追いつき5-5とする。しかし第11ゲームで錦織が再びブレークに成功。続く第12ゲームもキープした錦織が7-5で第2セットも獲得。2時間を超える熱戦を制し、錦織が3回戦進出を決めた。
錦織は3回戦で、スタン・ワウリンカ(スイス)とグイド・ペジャ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
ゲーム経過 |
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錦織 圭 |
H.デリエン |
- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第1セット総評
立ち上がりから錦織がテンポよく攻め、4連続のポイントで第1ゲームをブレーク。第5ゲームでも錦織がラブゲームでブレークを決めてリードを広げる。錦織のサービング・フォー・ザ・セットで迎えた第8ゲームだったが、錦織のダブルフォルトなどもあり、デリエンにブレークを許す。再び錦織のサービング・フォー・ザ・セットで迎えた第10ゲームでも、デリエンがブレークを決めてこれを凌ぐ。5-5となって迎えた第11ゲームで錦織は0-40とブレークのチャンス。しかしデリエンが粘りのプレイでピンチをひたすらに凌ぐ。しかしこのゲーム8度目のブレークポイントをついに錦織が決め、終盤で再度リードを奪う。そして錦織の3度目のサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲーム。錦織がこのセット8度目のセットポイントをついに決め、第1セットを7-5で獲得した。