ドバイDuty Freeテニス選手権
ATP500 Dubai,アラブ首長国連邦 ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- ドバイDuty Freeテニス選手権
- ラウンド
- 2回戦
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
錦織 圭 日本 |
6 | 7 7 | 2 | |
D.ゴフィン (5)ベルギー |
3 | 6 3 | 0 |
錦織がストレート勝ち!3回戦進出!
戦評
ドバイDuty Freeテニス選手権(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/3月14日~20日/ハード)の男子シングルス2回戦は、世界ランク41位の錦織圭と、同13位のダビド ゴフィン(ベルギー)が対戦。錦織が6-3、7-6(7-3)のセットカウント2-0でゴフィンを破った。
第1セットは互いにサービスが好調で、静かな立ち上がりに。しかし第4ゲームで錦織にチャンス。ダブルフォルトで隙を見せたゴフィンに対し、すかさずフォアハンドウィナーを奪った錦織がブレークする。以降もリズム良くフォアハンドで攻めた錦織は、サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをキープ。ゴフィンがチャレンジを2度要求するも実らず、錦織がこのセットを先取した。
第2セットは、ブレークに次ぐブレークの激闘。第3ゲームで5度のデュースを制した錦織がブレークに成功すると、第8ゲームはサービスが乱れた錦織がブレークを許す。すぐさま第9ゲームをブレークした錦織だったが、第10ゲームはゴフィンが果敢にボレーを決めてブレーク。それでも第11ゲームをブレークして、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるが、何とここもゴフィンがブレークして、タイブレークへと突入する。
ゴフィンのダブルフォルトもあり、4-0とした錦織。2ポイントを返されるも、ダウンザラインのスーパーショットで主導権を渡さない。最後はフォアハンドボレーを決めてストレート勝利。試合を通じて、セカンドサービスのポイント獲得率は、ゴフィンの33%に対して錦織は53%。充実の内容で第5シードを退けた。
ゲーム経過 |
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錦織 圭 |
D.ゴフィン |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | Tie |
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- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第2セット総評
第1ゲームは錦織がフォアハンドでクロスのウィナーを奪うも、ゴフィンがキープ。第2ゲームは錦織が4連続ポイントでキープ。第3ゲームは5度のデュースを重ねる激闘に。バックハンドでウィナーを奪い、鋭角なフォアハンドで攻めた錦織がブレークする。第4ゲームは錦織の的を射たサービスが、ゴフィンに満足なリターンを許さず。第5ゲームはゴフィンがサービスに強弱をつけて錦織を揺さぶった。第6ゲームは3度のデュースの末に、錦織がキープする。
錦織の4-2で迎えた第7ゲームは、ゴフィンが2本のサービスエースを決めてキープ。第8ゲームはダブルフォルトから4連続でポイントを失った錦織が、ブレークを許す。しかし第9ゲームは26本のラリーを強烈なバックハンドウィナーで制した錦織が、すぐさまブレーク。第10ゲームはゴフィンがブレークして望みをつなぐ。第11ゲームはリターンエースで流れを変えた錦織がブレークする。ところが第12ゲームで2度のデュースを制したのはゴフィン。驚異の粘りでタイブレークへと突入する。
怒とうの4ポイント連取で優位に立った錦織。2ポイントを返されるも、力を振り絞ってダウンザラインを披露。最後はサーブアンドボレーを決めて、戦いに終止符を打った。