マイアミ・オープン
ATP Masters 1000 Miami,アメリカ ハード(室外)
ゲームスコア
- 大会名
- マイアミ・オープン
- ラウンド
- 2回戦
- 試合開始日時
試合終了 | 1 | 2 | 3 | SET |
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (28)日本 |
7 8 | 5 | 6 | 2 |
A.ベデネ スロベニア |
6 6 | 7 | 4 | 1 |
錦織がフルセットを制して3回戦へ進出!
戦評
マイアミ・オープン(ATPマスターズ1000/アメリカ・マイアミ/3月23日~4月4日/ハード)の男子シングルス2回戦で、第28シードの錦織圭と世界ランク59位のアリアス ベデネ(スロベニア)が対戦。錦織がセットカウント2-1(7-6、5-7、6-4)のフルセットでベデネに勝利。3年ぶりの3回戦進出を決めた。
激しい風に翻弄される第1セットは、互いのブレークで立ち上がり。その後はサービスキープを続けるが、終盤の第11ゲームでベデネがブレーク。後のなくなった錦織だったが直後にブレークバック。タイブレークでは錦織の安定感が勝り、最後はリターンエースを決めて第1セットを先取。
第2セットでも先にブレークを奪ったのはベデネだったが、ここも錦織が即座にブレークバック。その後は錦織が優位に試合を展開していたが、第12ゲームで錦織のミスからベデネにブレークを許し、第2セットを失った。
最終第3セットは拮抗していながらも流れは錦織。第7ゲームをデュースに持ち込み、この試合で初めて先にブレークを奪う。その後は大きなピンチを迎えることなく、サービング・フォー・ザ・マッチの第10ゲームをキープして第3セットを獲得。
高い気温と湿度、常に強風が吹き荒れる厳しいコンディションのタフゲームは、錦織に軍配が上がった。
ゲーム経過 |
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錦織 圭 |
A.ベデネ |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | Tie |
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- :キープ :ブレーク :タイブレーク
第1セット総評
第1ゲームは錦織が左右に揺さぶりをかけるも、ベデネがうまく対応していきなりのブレーク。第2ゲームはベデネのダブルフォルトから始まると錦織が4連続ポイントでラブゲームのブレークバック。第3ゲームはブレークポイントをしのいだ錦織がキープ。第4ゲームはベデネが40-0と先行してキープ。第5ゲームは錦織が2本のフォアハンドウィナーを奪ってキープ。第6ゲームの前にトレーナーを呼んだベデネだったが、その影響を感じさせないプレーでこのゲームをキープ。
3-3で迎えた第7ゲームは錦織がラブゲームキープ。第8ゲームはラリーで有利を作ったベデネがキープ。第9ゲームは錦織がサービスからポイントを奪ってキープ。第10ゲームは錦織が先行するも、ベデネが4連続ポイントでキープ。第11ゲームは錦織がフォアハンドで3本のミスをしてベデネにブレークを許す。第12ゲームはベデネが2本のダブルフォルトを喫し、錦織が土壇場でブレークバック。
タイブレークでは錦織が中盤にリードを奪い、セットポイントを迎えてから一度はベデネに追いつかれるも、最後はリターンエースを決めて第1セットを先取した。